Labor Day!9月6日はLABOR DAY!!! アメリカではLABOR DAY(勤労感謝の日のようなものですね)が来るということは夏の終わりを意味します。また、夏最後のバケーションを取る家族が多いのもこの時期ですね。3連休か、金曜日も休みを取って4連休にする人たちも非常に多いですね。 LABOR DAYが終わってしまうとアメリカの子供達も長い夏休みが終わって学校が始まる週に入ります。この時期になるとBACK TO SCHOOLの為のセールがあちこちで見られます。9月に新学期が始まる前に新しい勉強道具や洋服などを買うのが一般的なので、それを見込んだセール合戦が始まるのもこの時期ですね。また "Labor Day Sale" とクリスマス翌日の12月26日の "After Christmas Sale" にはかなり大きなセールが行われます。 さて、この "Back to School Sale" ですが、新しい学年の新学期が9月から始まるアメリカでは、学校で着る洋服や勉強道具を新しく購入することは年中行事のようになっているんですよ。ですからこのようなセールを利用して、洋服をかなり買い込んだりするのもこの時期です。 LABOR DAYは日本の勤労感謝の日と同じようなもので、様々な仕事をしている人達に感謝の気持ちを捧げる日です。1872年ごろから、アメリカはそれまでの個人ビジネスや職人達だけによってされていた仕事から、大きな工場を建設して一度に出来る大量生産性を取る方向にと変わりつつありました。当時は生産第一主義で生産効率を上げる為だけを中心とし、それに伴う設備に力を入れていましたのでそこで働く人達の労働条件はとてもひどいものでした。週7日1日10時間以上の労働、そして低賃金で働かされていた時代でした。また、その当時は未成年の若者達も数多く働いていたそうでした。 このような状態を少しでも改善しようと労働者達の間で作られたのが労働組合(UNION)です。そんな折り、当時かなりUNIONとしての力を持っていたCENTRAL LABOR UNIONが1882年にニューヨークで初めてのパレードを行ったのですが、この日はなんと一万人以上の人達がこのパレードに参加したそうです。 このパレードで労働者達がより良い労働条件で仕事が出来るようにと労働時間や賃金改定などについての演説がされました。 LABOR DAYはこのパレードが行われた次の年もその次の年にも行われました。 このようなことからLABOR DAYを9月の第1週目の月曜日に彼らのための祝日にしようという動きになったようです。アメリカで最初にこのLABOR DAYを取り入れたのはオレゴン州、そしてその後6年の間にはなんと30州もがこの日をLABOR DAYとして設けました。 1894年には議会を通し、正式な祝日として当時の大統領であったクリーブランドにより署名されました。LABOR DAY=祝日ではなく、あらゆる分野で仕事をしている人達に感謝の気持ちを持ってこの日を迎えて欲しいですね。 カレンダーを見ていましたら12日(日曜日)にGrandparent's Dayと書いてありました。母の日や父の日に比べてあまり一般的ではないこの「おじいちゃんとおばあちゃんの日」についてお話してみたいと思います。 実はこの日は今から22年前にウエストバージニア州から始まり、当時の大統領ジミー・カーターにより署名され、正式に全国的な祝日となったそうです。私達はまだまだおじいちゃん、おばあちゃんから学ぶことはたくさんあります。この日は一日ゆっくりとおじいちゃんやおばあちゃんと過ごしてみると良いかもしれませんね。何か知らなかった事柄が学べること間違いないと思いますよ。 ジャンル別一覧
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